- 何もしていなくても肩がズキズキ痛む
- 肩が上がらない
- 服の袖に腕を通すときに肩が痛む
五十肩って?
五十肩とは、肩関節周囲炎と呼ばれる状態のことをいいます。
肩関節内にある腱板と呼ばれる部分や、上腕二頭筋腱などに炎症が起こった場合に肩関節周囲炎と診断されます。
症状としては肩の関節内に強い痛みが出たり、動きに制限がでます。
どんなことで起こる?
さまざまな要因が考えられます。
特にリオでは、姿勢の悪さが影響していると考えております。
姿勢が悪いなどにより、偏った体の使い方をすることで筋肉の一部に大きく負担がかかります。
そういった偏った使い方を長時間くりかえすことで、炎症を引き起こしてしまうことがおおいようです。
痛みの特徴と治療
五十肩の治療は、症状の程度や時期によっても変わります。
何もしていなくてもズキズキと痛んだり、痛くて眠れない、熱感がある、腫れぼったいなどの症状は「炎症期」のサインとなります。この時期は肩を無理に動かすと炎症を強めてしまう場合がありますので、安静にすることが一番です
痛み止めを飲んでもなかなか引かないほどの痛み、局所のみではなく体温が微熱以上になるほどの発熱がある場合は肩関節内に石灰ができる「石灰沈着性腱板炎」の状態が考えられます。
石灰沈着性腱板炎という状態は、五十肩の症状に似ていますが病院での対応が少し変わるので説明していきます。
石灰沈着性腱板炎とは原因は不明とされていますが、腱板内にリン酸カルシウム結晶が沈着することによって炎症を引き起こしてしまう状態をいいます。特に痛みが強い時期は石灰がミルク状のため注射針で吸引して抜く治療法があります。より早く症状を軽減することができますので、無理に我慢をせず一度病院を受診してみてください。
また、時間が経ち石灰化したものや五十肩の場合も、一般的な治療としては痛み止めの処方やステロイド薬の注射投与などがあります。
そのあとは「拘縮期」に入ります。
何もしていなくてもズキズキするような強い痛みは軽減されていきますが、動かすときの痛みなどは残ります。
また、安静にしていた時期が影響し、関節の動きが悪くなります。そのため肩を動かすとツッパリ感が出たり動く範囲が狭くなるのが特徴です。
この時期の治療は痛みが悪化しない程度に運動を行ったり、動きが悪くなってしまった関節を調整するなどが方法としてあげられます。
最終的には、症状がなくなり肩の動きが元に戻る状態を「回復期」といいます。
炎症期や拘縮期の過ごし方など場合によっては痛みや痺れなどはなくても、肩のあげにくさだけが残ることもあります。
ご相談ください
このように五十肩の中でも、症状の進行具合によって治療が変わっていきます。
炎症期には痛みに対して鍼やマッサージを、拘縮期には鍼やマッサージでの痛みのケアに加えて関節の調整として整体をおすすめしています。
問診でお身体の状態を確認させていただいてから、安心できる施術をご提案いたします。
コースがお決まりでない方もお気軽にご相談ください。