スタッフの須田です。
11月7日からは「立冬」と呼ばれる期間になります。
寒くなるので、冬支度を始めましょう、という時期です。
確かに最近、昼間はぽかぽか気持ちよいですが、朝晩は冷えてきましたね。
温かいコートやマフラー、カイロなどのあったかグッズを用意される方もいらっしゃると思います。
「カイロをたくさんはって、お風呂にもつかって、暖房もつけて…いろいろしてるのに、全然温まらなくて。冷え性だから仕方ないのかな」というお声も聴きます。
手足がいつも冷えるのはつらいですね。
人の身体はホメオスタシスという、体温や血圧、血液の流れなどを一定に保つ働きがあります。
頭にある中枢が温まると「カラダを熱から守るために冷やそう!」と、体温を下げます。反対に冷えを感知すると「カラダを温めよう!」としてくれます。
外側から暖房や道具で一気に上げてしまうと、この「冷やそう」スイッチを入れてしまうことになる場合も…
できたら冬は「温めよう」スイッチを入れたいですね。
カラダの体温は6割が「筋肉」を動かすことで作られます。残り4割は「食事」をして消化する際など、内臓の動きによります。
そしてそれらの熱を巡らせているのが、血液。
温度を一定に保つのが、自律神経です。
冬の準備は、これらを整えるのがおススメです。
リオのおすすめは
・朝、簡単な全身体操(ラジオ体操など)で筋肉にスイッチを入れる。
・朝食をとり、内臓のスイッチを入れる。
・血液が巡るよう、リラックスできる程度に身体を動かす習慣作り。
・自律神経を整える、マッサージや鍼灸。
です。
施術中にお話を聞くと、冷え性だからとしていることが、実は「冷やそう」スイッチを入れていた!という方も多いようです。
ちなみに私もたくさん持っている皮下脂肪は、保温はしてくれますが熱をつくる機能はあまりありません。
適度な運動と食事で熱をつくり、血液で巡らせ、脂肪で保温、というのが冬を快適に過ごすコツのようです。
思い当たる方はぜひ、生活に取り入れやすいものからお試しください!