リオスタッフ・須田です。
前回、良い姿勢について書かせていただきました。
患者様から「良い姿勢に頑張ってるけど、背中が痛い」とご相談をいただきましたので、良い姿勢のコツを載せたいと思います。
肋骨が動いて深呼吸しやすいのが良い姿勢、ですが、背骨は骨盤から首まで、積み木が積み重なるような構造をしています。
土台になる骨盤がきちんと正面に向き、腰が軽く前に反り、背中は軽く後ろに丸くなり、首が軽く前に反る。骨盤の真上に頭蓋骨がある、というのが本来の姿勢です。
まっすぐ！とは少し違うのがお分かりでしょうか。
背中をまっすぐにするだけでは、余計な力が入ったり、力んだりしてしまい、呼吸が重い、お腹が張る、といった別の不具合が起きてしまいます。
なんだか難しい…と感じたら、おへその下に手を当ててみてください。いわゆる丹田、というところです。
その手が正面を向くように、座る姿勢をお尻から変えてみてください。
腰が丸い方は手が上に、反り腰の方は手が下に向きがちです。
お尻の位置を調整し、それに合わせて首を上に伸ばしてみてください。深呼吸できたらOKです。
それでもわかりにくい、うまくできない時は、骨盤の歪みなどが原因かもしれません。
ぜひ、ご相談ください。
