リオスタッフ・須田です。
腰痛にお困りの方からよくある質問をご紹介していきます。
「腰が痛いのですが、安静にした方がいいですか?」
というご質問をよくいただきます。
動かなければ痛くないし、またグキッとなるのが怖いから。と、横になってなるべく動かないのが「安静」であれば、あまりオススメはできません。
ポイントは「動かなければ痛くない」かどうかです。この場合は炎症などが少ないサイン。腰回りの筋肉を使うなどして筋力を落とさないようにし、血行が良く、患部が治りやすいようにした方が良いかもしれません。
実際、日本の腰痛治療の指針となるガイドラインでも、「安静は必ずしも有効な治療法とはいえない」と説明しています。(腰痛診療ガイドライン 2012 監修 日本整形外科学会/日本腰痛学会)
ギックリ腰から仕事復帰するまでにかかる時間を調査したところ、ベッドで安静にしていた方は7.5日、痛みがあってもできるだけ普段通りの生活をした方は4.1日だったというデータもあります。
その場は痛くても、長い目で見ると早く回復するのであれば…どちらが良いでしょうか?
こういった理由から、痛みに対しては鍼や電気を使うなどして対処し、できるだけ普段通りの生活をする。というのが早期復帰、早期回復にはオススメです。