10月7日(月)の営業後に、スタッフの前田による勉強会を行いました。
前田は先日行われたパリオリンピック・パラリンピックにて、日本代表のトレーナーを務めていました。
普段から代表選手の身体のケアはもとより、ドーピングについて学び、普段選手が口にするものについての相談も受けています。その知識と経験を、院内のスタッフに共有してもらいました。
違反薬物が良くないことは選手も理解していて、フェアなプレーをと考えている方がほとんどだと思います。
今回学んだことで衝撃的だったのは、衛生環境の良くない工場で作られた薬やサプリメントに違法な物質が混入する例があったこと。また、遠征先の海外のレストランで出された食事の中の肉が、ステロイドなどの薬品入りのエサで育っていたものだったことで、それを食べた選手全員がドーピング検査陽性になった例があったとのことでした。
選手本人はドーピングをする意図がなくても、陽性になってしまうことがあるのは、こういった食品の現状があるようです。
プロのアスリートではなくても、自分の口にするものに対して意識したいと感じる勉強会でした。