リオスタッフの山田です。
今週のスタッフ間での勉強会テーマは「機能性ディスペプシア」についてでした。その内容を少しご紹介いたします。
機能性ディスペプシアとは、胃もたれや胃痛など胃の不調があるにもかかわらず、検査をしても異常が見つからないものをいいます。
胃の働きに異常がある場合に、機能性ディスペプシアが起こると考えられています。どうして胃の働きに異常が起きるのでしょうか。
胃の機能は自律神経によって調節されています。そのため、強いストレスや生活習慣などで自律神経のリズムやバランスが乱れると、胃の運動が低下したり胃酸などの刺激に敏感になる、知覚過敏を起こしやすくなります。
一般的な治療としては、消化管運動機能の改善薬や胃酸の分泌を抑える薬を処方されます。胃の働きに敏感になっている場合、抗不安薬や抗うつ剤、漢方薬が処方される場合もあります。
薬の服用だけでなく、しっかりリラックスする時間を作り自律神経のバランスをとりやすい生活習慣を心がけることが必須です。
リオではそういった症状でお困りの方に、鍼灸コースをおすすめしています。
鍼灸は、自律神経の働きに対しての効果が認められています。特に胃もたれや膨満感がある場合には胃の働きを促すツボ、痛みや灼熱感がある場合には胃の熱を取るツボなどの特効穴といわれるものが存在しており、それらを利用して治療を行います。
胃の働きだけではなく、他の身体の不調に対するストレスで、機能性ディスペプシアを起こしている場合は、その不調に対しての施術も同時に行います。また、施術中の心地よさや施術後のスッキリ感がリラックスにつながるため、鍼灸だけではなくマッサージやストレッチをメインとした整体もおすすめしております。
ひとりひとり適切に安心できる治療をご提案させていただきますので、この症状でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。