こんにちは。
お家で過ごすことの多いこの時期。
「運動不足が気になる」「身体に良いことをしたいけど、今は場所も機会もない」というお悩みを伺います。
家事や仕事で忙しい方も、まず「自然と深呼吸ができる姿勢」を身につけることから始めてはいかがでしょうか。
東洋医学の養生法の基本には
・調身(ちょうしん)
・調息(ちょうそく)
・調心(ちょうしん)
という考えがあります。
姿勢が整うこと、呼吸が整うこと、心が整うことは、それぞれ互いに影響し合い、バランスよく働くことが健康につながると考えています。
悪い姿勢では、深呼吸もリラックスも難しい…というのはイメージしやすいのではないでしょうか。
どれが1番大事、という順番はありませんが、形から入りやすく、客観的にチェックしやすい「調身」からスタートするのがオススメです。
膝が90°になるように座り、
・耳の穴
・肩の先端
・股関節
が横から見て一直線上に並ぶようにします。
頭の重さが、骨盤の上に乗っている感覚が得られるのが理想です。
そのままゆっくりと深呼吸をして、胸が膨らむようなら、調息もできています。
難しいようなら、身体の歪みや肩や肋骨周りのコリが強すぎる可能性があります。
その時は、運動などよりも先に、歪みやコリ、疲れのケアを優先することをお勧めします。
ちなみに、深呼吸は自律神経を整えて免疫力を正常にするにも大切です。
肺の中の換気はウイルス対策にも大切です。
ぜひお試しください。